活動報告

2023年11月29日

令和5年度臨時総会開催!【池田町町内会連合会】

令和5年11月29日午後1時30分より池田町ふれあいセンター2階大会議室において、令和5年度臨時総会を開催いたしました。

議題は大きく2点。

1点は、池田町より情報防災係から佐藤係長がこられ、令和6年2月4日(日)午前9時~11時30分まで、令和5年度池田町防災訓練実行委員会を立ち上げて、次の被害想定のもとに避難訓練を実施するとのこと。

【被害想定】令和6年午前9時00分 十勝沖を震源とする強い地震が発生。池田町はマグニチュード9.1、震度6強の激震に襲われ被害は甚大の模様。住民は行政機関や公的機関の公助が無援に近い状況の中、余震の被害を警戒し、自宅外に避難しなければならない非常事態が生じた。

訓練項目は、住民避難、避難行動要支援者支援、安否確認、避難所入所・運営、実写版Doはぐの実施

今年度の対象地区は、南1丁目、1丁目、2丁目、3丁目、4丁目、5丁目、旭町1、旭町2を対象として、池田町田園ホール、総合体育会(指定避難所)に避難する訓練。

毎年、エリアを分割して、全町にわたって訓練を行いたい。来年は利別地区を想定しているとのこと。

実施にあたっては今年は上記エリアとしているが、避難訓練に参加したいという方は受け入れるということなので、各町内会から参加することも可能とのこと。訓練は何度行ってもよいと考えられるので、ぜひ各町内会からもできる範囲で参加者を募ってみてはどうかということになりました。

2点目は、令和5年9月19日から10月23日までに開催されたあいバス乗車モニター事業の報告書がまとまりましたので、池田町長様と池田町地域公共交通活性化協議会会長(副町長)様に提出する提言書(案)と報告書(案)について事務局より説明し、内容について了承を得ました。

提言書の内容は後日アップロードしますが、コミバスの満足度が高い点(運転手の対応、低料金等)も多数ありました。改善が必要な点(時間が長い、揺れが強い等)に整理されています。公共交通のみでは個別ニーズが解消されない面があり、それを補う住民主体の活動を支援することにより利便性を上げていく工夫等も必要ではないかといった内容も含めて提言させていただくことを想定しています。

会長の皆様からの意見としては、帯広に通院している人の交通についても、何らかの対応が必要ではないか。いままでやろうとしなかったことに取り組もうということであり必要であることはわかる。しかしながら、担い手も不足している。事故リスクもあるのではという慎重な意見もありました。

池田町社協からは、池田町のアンケート結果から80代、90代の方も運転されている人が多数いらっしゃる実態がわかった。この中で、暮らしの足を奪われたあとに生活ができなくなる人が、運転に不安をいだきながらやむなくハンドルを握っている方がいるとしたら、そこに救いの手が差し伸べられるべき。住民の助け合いで声を掛け合える環境を作ることは共生社会の実現、SDGSの理念にもつながるのではと説明があり、12月に池田町民の皆様からの寄付金から400万円を活用して、8人乗りのワゴン車を導入し、来年度以降、ボランティア団体や、町内会などに無償貸出(ガソリン代のみ負担いただく)できるよう要綱の整備を計画しており、その案も示しながら説明がありました。

高齢者だけの課題ではなく、移動支援の課題は全世代に係る課題であり、すべての取り組みが地域に正しく理解されるような環境づくりをしていくので、町内会長の皆様に、各会員の皆様への説明をお願いし閉会となりました。


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